19200系 あをによし

プレミアム車両
あをによし外観

大阪−奈良−京都の三都を乗り換えなしで結ぶ観光特急として、令和4年4月に運行を開始しました。「あをによし」とは、奈良にかかる枕詞で、平城京の華々しい様子を表しています。歴史ある奈良を象徴する観光特急となることを願って命名しました。

古都・奈良の歴史や文化を感じられるデザイン

外装は、天平時代に高貴な色とされた紫をベースにした紫檀(したん)メタリックにゴールドのラインを配色しています。 車両の正面を飾るのは、幸せの兆しとされる「花喰鳥(はなくいどり)」をデザインしたエンブレム。 側面には、正倉院の宝物「螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」に用いられている花柄をラッピングしています。

車内は、洋風の中に和を取り入れたデザイン。 1・3・4号車のツインシートは、窓側に向けた配置と向かい合わせの配置とし、家具メーカーによる特注品です。 2号車のサロンシートは、パーテーションで仕切った半個室になっており、通路のアーチと近鉄で最大となる窓が特徴です。

ツインシート
ツインシート
サロンシート
サロンシート

12200系を改造

「あをによし」は、当社で最多の168両を製造し、当社特急ネットワークの拡大期に中心的役割を担った12200系を改造しています。12200系は令和3年に引退しました。

19200系「あをによし」と12200系
19200系「あをによし」と12200系

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