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電動貨車

近鉄における貨物輸送は、旧大軌・参急線(現奈良・大阪線)においては電気貨車、そのほか南大阪・名古屋・養老(現養老鉄道)等の狭軌線区では電気機関車牽引の貨物列車により運用されてきました。ここでは電気貨車の主なものについて紹介します。

現在

現在電気貨物の総数は6両で、大阪・名古屋・奈良の各線に1ユニット(2両)ずつ配置されていますが、最盛期の昭和50年頃には29両(大阪線15両、奈良線14両)が存在しました。しかし高度経済成長以降、物流形態の趨勢を反映して激減し、車両による貨物輸送は平成8年8月1日をもって廃止されました。

木造電動貨車

大正3年に開通した大軌奈良線では、次に西大寺~橿原神宮間の工事にも使用する目的もあって、大正10年~11年に無蓋のモト700形5両、有蓋のモワ800形4両の木造電動貨車が造られました。モト700形は昭和31年に950形、昭和36年に150形を経て、昭和39年モト50形(51~55)となり、昭和49年直流600Vから1500Vへの昇圧時に廃車されましたが、全長11.6mの小型車でした。次いで1927年に半鋼製車体で全長13.3mのモワ810形が1両造られ、やはり前者と同時期にモワ910形→モワ110形→モワ20形となり、平成10年廃車となりました。

大軌・参急時代

電動貨車
モワ2800形
積載重量18.0t
昭和34 年8月16日 高安

電動貨車
モワ1800形
積載重量10.0t
昭和34 年8月16日 高安

次に、大軌と参急の大阪~宇治山田直通運転(昭和5年)に先立ち両社において無蓋・有蓋の電動貨車7両が造られました。大軌では無蓋のモト1700形1両と有蓋のモワ1800形2両、一方の参急では無蓋のモト2700形2両と有蓋のモワ2800形2両です。
1700・2700・2800の各形式は全長17.1mの半鋼製車で、1700形は両端に庇のついた運転台(片方は作業員室付)とアングル状のトラスが特長、2700形は大阪寄と山田寄の運転台の形状が異なるもので、2800形は近鉄の電動貨車の中では最も堂々とした印象を受ける箱型の車体で、側には2ヶ所に片引戸が設けられ、2800、2801の2両のうち2801は車体側面に縦方向に11本のリブが入っているのが特長でした。これら3形式はモト1700形(昭和42年モト2730形を経て)→昭和45年にモト90形93、モト2700形→モト90形91・92、モワ2800形→モワ80形81・82と改番されました。93・81・82は昭和50年に91・92は昭和56年に廃車されました。モワ1800形は旧大軌の木造車デボ61形(近鉄モ261形)78・79の改番車で、昭和38年にモワ2830形、1970年にモワ80形83・84となり5年後、廃車されました。

電動貨車
モト1700形
積載重量15.0t
昭和34 年8月16日 高安

電動貨車
モト950形(のちのモト50形)
積載重量9.6t
昭和39年12月12日 玉川工場

戦後近鉄となって

戦後近鉄となって、昭和22年、大阪線用として無蓋のモト2710形3両、有蓋のモワ2810形1両が造られました。2710形は先のモト2700形と基本的な諸元は同じですが、発電ブレーキ付のため別形式となり、また3両のうち1両には電動クレーンが装備されていました。この形式も昭和45年にモト2710形→モト90形94~96と改番し、昭和59年に95が廃車、残る94・96は改造後、養老線(現養老鉄道)車両の塩浜検修車庫への定検回送牽引用として名古屋線に配属されています。一方有蓋のモワ2810形は、基本的な諸元と性能は前記モワ2800形と同じですが、発電ブレーキ付であるため別形式となり、昭和45年にモワ80形86となり、昭和51年廃車となりました。

電動貨車
モト2710形
積載重量16.0t
昭和44 年2月15日 明星

電動貨車
モト90形
積載重量20.0t
平成7年8月2日 橿原神宮前

無番木造車

電動貨車
モワ1850形(元・無番)
高安工場構内入換車
積載重量2.0t 昭和50年6月1日

戦後高安工場の構内入換牽引車として無番の木造車がありました。旧大軌デボ61形67の車体と、他の余剰の台車、電機品を利用して高安工場で造られた車両で、運転台部分を撤去しオープンデッキで、昭和34年モワ1850形となり、2820形を経て昭和40年モワ80形85となり、昭和51年廃車となりましたが、構内入換牽引車としては旧モ2227形2234も無番とした車両が高安工場に常駐しています。

奈良電合併時代

電動貨車
モト70形(元奈良電360形)
積載重量15.0t
昭和50年6月9日 西大寺

また奈良電合併に伴い、旧デトボ300形、360形各1両がモト60形、70形として在籍しましたが、それぞれ昭和44年と昭和51年に廃車されました。モ430形445(旧デハボ1016)が昭和44年の昇圧時にモワ61形61、昭和46年モワ87形87となり、昭和60年廃車となりました。

1960年代

電動貨車
モト75形
積載重量13.0t
昭和56 年3月14日 西大寺

時期的に前に戻るが、昭和35年に大阪線モ1420形のク1520形格下げにより余剰となった電機品と別の予備台車を利用して新製ボディーのモト2720形21・22の1ユニットが造られました。これは片運、車長20mの堂々の五位堂検修車庫への定検回送牽引用として橿原神宮前駅構内作業場に常駐しています。また昭和44年に、モ449・451~453(旧奈良電デハボ1020・1022~24)4両分の電気・空制部品を流用して造られた無蓋電動貨車がモト51形です。昭和46年に改番されてモト75形75+76、77+78の2ユニットとなり、75+76のユニットはレール積卸し用クレーンを装備していました。75+76は平成3年廃車となり77+78のユニットはけいはんな線車両の五位堂検修車庫への定検回送用として西大寺検車区に常駐しています。

1976年~2000年

最後に、昭和51年に大阪線の車両を貨車に格下げした有蓋電動貨車14両を紹介します。
モ1400形→モワ10形9両、モ2251形→モワ20形3両、ク1500形→クワ50形2両です。モワ+クワのユニットで、主に定期の荷物列車として運用していましたが、昭和56年頃からモワ、クワ共に廃車、新規格下げ編入があり、最後には、平成12年までにモワ20形2両(旧モ2251形)、モワ50形1両(名古屋線所属旧モ1650形)が残りましたが、平成9年モワ10形が、平成12年にモワ50形が廃車となりました。

寄稿・資料提供:鹿島雅美氏

電動貨車
モワ900形(のちのモワ10形)
積載重量10.16t
昭和39年12月12日 玉川工場

電動貨車
モワ910形(のちのモワ20形)
積載重量13.3t
昭和39年12月12日 玉川工場

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