生駒線

生駒線
王寺~生駒
12.4キロ 1,500V 標準軌
  • 一分駅~南生駒駅間 1955(昭和30)年10月
    一分駅~南生駒駅間
    1955(昭和30)年10月
  • 1922(大正11)年5月16日、信貴生駒電気鉄道により王寺~信貴山下間の鉄道線と信貴山下~信貴山間の鋼索線(昭和58年廃止)が同時に開通されました。
    電気方式600Vの地方鉄道で、大正14年に信貴生駒電鉄に事業譲渡され、1927(昭和2)年4月1日、王寺~生駒間全通となりました。
    このあと1929(昭和4)年7月、私市~枚方東口間を開通しましたが、私市~生駒間を結ぶ計画を達成しないまま、1939(昭和14)年5月に交野電気鉄道に事業譲渡しました。
    近鉄への合併は、1964(昭和39)年10月1日。 約5年後の1969(昭和44)年9月、奈良線、京都線、橿原線等の大規模改良工事の一つとして1500Vに昇圧されました。

思い出の車両 モ400形

  • 1963(昭和38)年 富雄駅付近を行くモ400形
    1963(昭和38)年
    富雄駅付近を行くモ400形
  • 1928(昭和3)年から1932(昭和7)年にかけて奈良線用として新造したデボ300形、103形、208形、211形の半鋼製車両を1950(昭和25)年に統合してモ400形としました。 1969(昭和44)年の電車線1500V化時に一部を廃車するとともに、制御車に変更して形式をク300形とク550形に改め、生駒線等で運用後、1976(昭和51)年までにすべて廃車しました。