橿原線
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- 大阪~奈良間の開業で勢いを得た大阪電気軌道によって、1921(大正10)年4月1日、西大寺~郡山間で営業を開始。 順次レールを延長させ、2年後の3月21日に全通。 西大寺経由の上本町~橿原神宮前の直通運転を開始しました。
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全通祝賀会は3月20日橿原神宮前広場で来賓800人を迎えて挙行されました。 沿線の田原本、八木等の各町村でもアーチを建て、イルミネーションをつけ、小学生の旗行列や祇園囃子、屋台の繰出し等で開通を祝いました。
奈良盆地のほぼ中央部を南北に縦断する橿原線からは、若草山から三輪山へと続く東の山並みと、生駒山から二上・葛城・金剛山にいたる西の山並みとをほぼ等距離に望め、線路沿いに数多くの遺跡・遺物が点在しています。
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橿原線は、現在、大和西大寺で奈良・京都線、平端で天理線、八木で大阪線、橿原神宮前で吉野・南大阪線と接し、各線との接続ダイヤも組まれています。
思い出の車両 モ200形
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1914(大正3)年、4月、奈良線用に製造された木造車モ200形(旧デボ1形)。 戦後も鋼体化改造を行わず、橿原線でも木造車のまま運用されました。