山田線
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参宮急行電鉄(参急)が1930(昭和5)年3月27日、松阪~外宮前(現 宮町)間を開通させたのを皮切りに次々と区間を延伸、翌年3月17日全通となりました。 同時に参急と大阪電気軌道(大軌)は相互乗り入れをスタート、大阪と宇治山田は1本のレールで結ばれました。
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全通当時の桜井~宇治山田間の名称は参宮急行電鉄本線でした。 1941(昭和16)年3月に大軌と参急とが合併し、関西急行鉄道に社名変更された際、現在のように上本町~伊勢中川間が大阪線、伊勢中川~宇治山田間が山田線に改称。 1959(昭和34)年の名古屋線改軌後は、名古屋線とも直通運転が可能になりました。 現在、大阪・京都・名古屋から伊勢志摩方面への特急は、すべて伊勢中川で合流して山田線に入るため、特急の姿が目立ちます。
思い出の車両 2200系(2227)
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参宮急行電鉄の2200系車両の増備車で1939(昭和14)年から3年間に新造した半鋼製電車。 ホイールベース2700ミリの大型台車、転換式クロスシートを採用し、外観も一部を変更しています。 形式はモ2200形ですが、モ2227形と通称されました。 1947(昭和22)年には一部の車両を除き大阪線特急用として運用されましたが、1949(昭和24)年には再び急行用として運用、1961(昭和36)年に片側3扉化しました。 1981(昭和56)年のモ2237を最後に廃車されました。