助役
ASSISTANT
STATION MASTER
話しかけやすく、
係員から
信頼されるような
助役を目指したい
- profile
- 大阪統括部 運輸部 近鉄奈良駅 助役
工学部 環境工学科卒 / 2011年入社
入社動機と仕事への想い
「話をよく聞き、
よく考える」
をモットーに。
幼い頃は、鉄道の運転士になるのが夢でした。就職活動ではインフラ関連企業を中心に企業研究を行いましたが、安全・快適かつ世界一の正確さで運行される鉄道に改めて興味が湧き、幼少期の夢も手伝って鉄道業界を第一志望としました。中でも私鉄一の広大な路線網を有する当社であれば、地元近畿の発展に大きく貢献できると考え入社を決意しました。
仕事においては「話をよく聞き、よく考える」ことを心がけています。例えば列車遅延時にお客様からご意見をいただいたとき、「特別な事情があるのか」「どんな案内がお客様のためになるか」などを掘り下げて考え、冷静にお話しすると納得いただけることも多いです。また係員が思っていることや考えていることの把握も重要な責務です。さまざまなものの考え方ができ、話しかけやすく係員から信頼されるような助役を目指したいです。
印象に残るエピソード
新入社員たちの
夢実現に対して
力になれた。
助役の仕事の一つに新入社員教育があります。社会人としての基礎から、駅業務知識全般、乗務員登用に向けた勉強など、教えることは多岐にわたります。私が担当した新入社員たちは、運転士の仕事に大きな憧れを抱いており、私の乗務員時代の思い出話を興味深そうに聞き入ってくれました。
また、多忙な駅業務の合間にも沢山の運転業務に関する質問を受け、私も彼らのやる気に応えるべく、規則や規定類を片手に復習に励みました。目標に向けて、ひたむきに努力する姿が新入社員の頃の私と重なり、思わず指導にも力が入りました。彼らは無事車掌登用を果たし、現在運転士に向けてさらなる努力を続けています。彼らの夢実現に対して力になれたことは今でもうれしく思います。
学生へのメッセージ
夢をお持ちの方、
一緒に近鉄を
盛り上げていきましょう。
ご存知の通り、コロナ禍の影響により鉄道を利用されるお客様は減少しています。鉄道は公共交通機関であり、沿線にお住まいの方にとってなくてはならないものです。安全な鉄道輸送を将来にわたり実現するために、斬新なアイデアや画期的な増収企画の提案によって利益を上げることが今後の課題です。
皆様方の中には、かつての私のように運転士になるのが夢だという方も多数おられると思います。駅係員や乗務員は胸を張って誇れる素晴らしい仕事ですが、現場経験をもとにどんなことに挑戦したいか、どうやって会社を盛り上げていきたいか、といったところまで踏み込んで考えてほしいです。夢をお持ちの方、近鉄を盛り上げたいと熱い気持ちに溢れた方、ぜひとも私たちとともに働きましょう。お待ちしています。
一日のスケジュール
1 day schedule
- 8:30
- 出社
- 9:00
- 非番者と交代引継
- 9:10
- メールチェック
臨時列車や団体列車等の運転計画の確認 - 10:30
- 構内の安全確認
- 11:00
- 事務処理
- 12:00
- 車いすご利用のお客様応対
お忘れ物捜索等 - 12:30
- 昼食
- 13:00
- 到着書類確認
- 15:30
- 休憩
- 15:45
- 事務処理
- 17:00
-
ラッシュ時間の
ホーム安全確認 - 18:00
- 車いすご利用のお客様応対
お忘れ物捜索等 - 18:30
- 事務処理
- 20:00
- 最終列車後に実施される工事の有無確認・
運転指令と翌日の臨時列車運転等に関する打合せ - 20:30
- 夕食
- 21:00
- 構内の安全確認
- 21:30
- 休憩
- 21:45
- 事務処理
- 23:00
- 奈良駅に夜間留め置く列車内の確認
- 0:42
- 最終列車確認、終業準備、構内の安全確認
- 1:03
- 仮眠
- 4:36
- 起床、始業準備、構内の安全確認
- 6:00
- 朝食
- 6:30
- 事務処理
- 7:30
- ラッシュ時間の
ホーム安全確認 - 8:40
-
事務処理
- 9:00
- 出番者と交代引継、退社