2200系
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参宮急行電鉄が桜井~宇治山田間全通時に大阪~伊勢間直通運転用として昭和5年から昭和6年にかけて新造した半鋼製電車で、57両を製造しました。 デ2200形、ク3100形およびサ3000形のほか、特別室やコンパートメント設備のあるデトニ2300形が含まれ、車体長20m、片側2扉のセミクロスシート式の大型車です。 長距離運用のため、電動車と制御車の車端にトイレを設けました。 青山付近の30%を超える連続勾配を走行するため、150kWの大容量の主電動機を使用し電気制動も備えていました。 戦後、一部は特急用に改造しましたが、主に急行用車両として運用、昭和49年までに廃車しました。
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